ばあさんの具合が悪いということで、母親がずっと田舎に帰っている。妹は家を出ているし、父親は帰ってくるのが遅いので、一人暮らしもどきみたいなことになっている。28にもなって実家というのも恥ずかしい気もするが、大学も現在の会社も実家からめちゃ近い。家を出るとしても、実家から10分くらいのところに住むことになりそうだ。まだ、少し実家にいるだろう。

 食事は近くのガストへ行った。ここに住んで10年くらいになるが、初めて・・だと思う。ひれかつ御膳を食べた。

 うま!!

 え?うまくね?ひれかつもうまいし、おひたし、漬物もうまい。味噌汁はふつう。難をいえば米が少ないが、メニューをみたら大盛りがあるようだ。失敗だぜ。かつも大きいし、非常に満足。ファミレスを馬鹿にしていたが、ここまで進化していたのだな。これから頻繁に利用しよう。明日も行く。

 え~前回の続き。(出会い系であった女の子の話)

 自分の写メを送った後に、いきなり連絡が途絶えることを心配していたが、メール続いた。駅で待っていると、「なうちゃんですか?初めまして、Mです」と声をかけてきてくれた人がいた。よかった。無事に会えた。

 Mさんは、同い年の28歳。職業は小学校の先生だそうだ。私の小学生の時はおばさん先生とおばあさん先生しかいなかったのだが、「今はこんな若い人も先生をするのだな。」とか思ったが、それよりも驚いたのは相手の容姿。結構な美人さんだった。前回会った薬剤師の方もそうだったが、こんなかわいい人たちが出会い系サイトなんてやっているんだ。街を歩けばナンパの嵐だと思うがなぁ・・?

 Mさんはどっちかというと、真面目系よりはギャル系よりだろう。こういう人は私のようなタイプをあまり好まないのではないかな?私はギャルは好きだけどね。こんなかわいい先生だったら、男子生徒も嬉しいだろう。ちなみに小学3年生の担任だそうです。

 オシャレなレストランに到着。ここは私の一押しなのですよ。夜景がすごいでしょ?Mさんもとりあえずは喜んでくれたみたいだ。うん。

 話してみて思ったのだが、Mさんはギャル系の人かと思ったが、少し違うようだ。自分から話しを振ってくれるし、延々とつまらない話を続けるわけでもない。料理とか取り分けてくれるし、気も利く。私のことを知ろう知ろうとする姿勢を示してくれるところもうれしい。この人はモテるだろう。

 いろいろ話したが、面白かったのは出会い系の話。「出会い系で何人と会ったの?」と聞かれた。本当はMさんで4人目。だが、そんなことは言わない。「あなたが初めてですよ~」と答える。ちなみに、この「出会い系であった人はいるか?」という質問は結構な率で聞かれる。面接の定番質問のようなものなのかもしれない。

 「女の子だと、メールがたくさん来るんじゃないの?」と聞くと、「一日20通くらいきた。50過ぎくらいの人からもきたし、断りのメールを送っても、そこをなんとか・・とか食い下がってくる人もいた。」とか、話してくれた。この話はそうとうに面白かったが、長くなるので割愛しよう。

 あとは、仕事の話とか趣味の話とかしたが、総じて感じたことは「あざとい」

 ・旅行が好きらしく、一人で海外旅行にも行くレベル。たくましくて男がいなくても大丈夫なのだろうと判断されるのかと 「彼氏ができない」
 ・AB型のせいなのか、変わり者とか「天然とか言われることがある」
 ・なうちゃんと携帯の連絡先を交換できたので「出会い系は辞めた」(確認したら本当に辞めていた)

 う~む・・なんかオタク心をくすぐるような発言をする人だなぁ。他の男ならコロッと落ちてしまうかもしれないが、萌え系アニメとかギャルゲーとかをやり続けている私にはそんな小技効かぬのだ。とか言ってみる。

 食事の後にイルミネーションを見に行った。女の子とみたいなぁと思っていたのだが、願いがかなってよかった。付き合いのいい人で、「イルミネーションを見に行かない?」と打診すると、「行く~」と答えてくれた。23時近かったのだがね。ありがたい、ありがたい。

 その後、解散。「今日、楽しかった。ありがと~」と言ってくれた。とりあえず、成功はしたの・・かな?ただ、心の中で怒っていても、笑顔くらい作れるのが人間だ。別れてすぐに、お礼のメール。返信はなし。

 あ~また失敗しちゃったようだ。私のデートプランはよほど、つまらないのだな。クスン・・